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ガサミ
11/11/07/Mon.

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 夕べは隣のGood Diveとたこ焼きパーティー。ひとしきり盛り上がって、さてもう寝ようかというところに、俺が来たのでガサミを採りに行くと言っていたヒロシがやけにさっそうとやって来た。

 興奮気味のやつの手には大きな袋がいくつか。中味は数杯の立派なガサミ。いつも島の旨いものを持って来てくれるヒロシなのであるけれど、今回ばかりはさすがに「凄い」と思った俺である。

 ガサミは身が詰まっていると、調味料がいらないくらいに濃厚な味で、ヤシガニ以上に旨い。これを今夜はみんなでいただくのだ。

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 昼間はヨウイチと、それからこの日がカヌーデヴューのその一人息子のイチと一緒に川で釣り。キャスト出来るのか?とか、すぐ飽きるんじゃないの?とかの心配をよそに、時おり雨の降る悪天候の中、遂に朝から夕方まで根性を発揮した5歳のイチだった。

 しかも、何匹かは自分の力で釣ったのだから、これまた立派。さすがに蛙の子は蛙なのである。

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 今日のクイラ川はあんまり反応が良くなかったので、明日は天候をみて、隣のナカラ川に入ってみる予定。ただ、懸案の天候は今日に続いてどうやら悪くなる方向で、さてどうなることか。
  • (2011-11-12 20:12:01)
Ocean View
11/11/06/Sun.

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 永井家からのオーシャンヴューを独り占めしつつブログを書いている。さらには「Monk's Music」を聴きながら。

 永井家の住人はただ今留守なのである。ヨウイチはお客さん(件の親子GTアングラー)と海へ、奥さんのノブと息子のイチはピアノのレッスンへ。イチは可愛い盛りではあるけれど、やつの相手は釣りに行くより数段骨が折れるから、束の間の静寂である、というとやつには怒られるかもしれない。

 西表では俺は「あんちゃん」と呼ばれることが多い。イチは「かえってきたら、またやるからな、あんちゃん!」と捨て台詞を残しピアノのレッスンに行ってしまった。4~5時間ほどレッスンしていてくれると、風邪っぴきの俺には助かるのだけれども、そうもいかないようだ。

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Monk's Music

 それにしてもこのひとりの時間は思わぬプレゼントだ。そう思いつつiTunesのプレイボタンを押すと、鳴り出したのはこの「Monk's Music」。あらためてメンツを調べて「おお!」とあらためて感心し、さらには聴いて感心する。

 このオーシャンヴューとはミスマッチか?と思ったものの、どうやらそうでもなくて気分がだんだん良くなって来た。どちらも美しいには違いない。モンクの音楽は一見奇天烈かもしれないが、普段見慣れないこのヴューだから美しいと感じるのと同じで、他にはないから厳然として美しいのである。

 早く風邪が良くなってくれればいいのに。
  • (2011-11-12 20:11:17)
西表 2011
11/11/05/Sat.

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 旅立つ前の天気予報は見事にはずれて、西表は快晴なのである。この時期に来るのは初めてで、北風が吹いて時化る、冬の西表も覚悟していたのだけれども、どうやらこっちも季節が少しずれているようで、それはそれで大歓迎というところ。風邪も治ってしまいそうだ。

 そんなわけでちょっぴり体調は不安だったものの、朝から海へ。今日のワンオーシャンのお客さんは九州からお越しの親子GTアングラーである。

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 特に中学生のお子さんが達者、達者。キャストは堂に入っていて、俺よりも全然跳ばすなあ、と感心していると、おっさん二人を尻目に釣るわ、釣るわ。本命のロウニンアジを始め、カスミやらイソマグロやら・・・それはもうあきれるくらい。しかもファイトだって大人顔負けだ。

 俺にはアジという魚はめったに寄り付かないので、それは別にしても、それはそれは立派なもんなのだった。

 明日はどんなことが待ち受けるのか。
  • (2011-11-12 20:09:25)
2011 Lake Baccarac Report 6
11/04/13-22

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 葉桜がまぶしいゴールデンウィーク初日のお昼前である。そろそろ日本も本格的にシーズンインかな。

 さて、帰国してちょうど1週間が経った。もうメキシコでの出来事は夢のようだ。向こうで出会った人々の日常も、被災地の日常も、福島原発の日常も、今日のこの気持ちの良い青空と繋がった、同じ空の下にあるのかと思うと、とても不思議な気分になる。

 ただ、その非現実的な彼方の日常が、確かに事実であると、良くも悪くも認識出来るのが旅の醍醐味で、そして唯一の価値であると俺は思う。それがほんの少しだけ俺を強くしていくのだ。しかし、その「ほんの少し」は0と1ほどの違いがある。また旅に出ようと今あらためて思う。

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 レイク・バカラックはロスモチスの空港から以前だと3時間以上はかかった記憶があるのだが、今回は格段に近くなったような気がした(迎えに来てくれたロッジのスタッフ曰く2時間と20分ほど)。ロッジの手前に嫌になるほどあったガタゴト道がかなり整備されたようだ。

 この湖は標高の高いイメージがあって、メキシコの他の湖と同じように朝晩は相当に冷えると思っていたら、4月も中旬ということもあってか、それほどでもなかった。それどころか日中の気温は日本の真夏並にあったのではないだろいうか。陽射しも強くて、肌の露出している部分は日焼け止めを塗っていても焼けてしまう。日焼けして唇が痛くなるようなことは、俺はこれまでなかったのに、最終日あたりにはたまらずリップクリームを借りた。ただ、向こうは乾期で空気が乾いているから、爽やかであることが救いである。

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 これまでに行ったメキシコの湖は、ほとんどの場合、午後から風が吹く。レイク・バカラックも例外ではない。ここの場合は、波だってしまうと、ボディーウォーターではほとんど釣りにならないのではと思えるくらいの強い風も吹いた。

 ただし、まるで風がないとこれが釣れない。ある程度は吹いてくれないと困る。溶存酸素のことであるとか、水面が波だってブラインドになることとか、いろいろな要因はあるのだろうが、とにかく風はひとつのキーである。今回の遠征では特に、波だってしまってこれじゃ釣れないだろうと思っていても、ガバっと出て来ることが多々あったから、辛抱強く風に対応することもひとつのタクティクスだと感じた。

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 メキシコのバスはルアーめがけて跳び出すその様が圧巻である。ど迫力の音だったり、派手な水しぶきであったり、時にはびっくりするようなジャンプだったり、これはトップウォーターファンにはたまらないと思う。そりゃあもう見事なのだ。

 しかし、こういうメガバイトはフックアップしづらいことも確か。しかも水面が波だってしまっていてはなおさら。バイトだけでも価値はあるとは言うものの、フックアップしたいのは山々で、悔しい思いをすることも少なくなかった。ま、だからこそ、釣り上げた時の喜びもあるわけなのだけれど。

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 それにしても、ああなんて釣りは面白いんだろう、と今あらためて思う。そう思えることは俺にとってこの旅の重要な目的で、そういう意味で大きな収穫はあった。決して釣りを「面白くない」と思い始めていたというようなことではなくて。

 釣りは自然と対峙する遊びで、それは人間が母なる自然と向き合って生きること、つまりは人生の象徴である。自然から豊かな実りを得ることもあれば、癒されることもある。しかし、どれほど策を労しても、雄々しく猛々しく、そして非情なそれの前にはまるで意味をなさないということもある。それに、そもそも人間はその一部にしか過ぎない。

 でも我々はとにかく生きる。意味なんてわからないけれど、笑いつつ、涙を流しつつ、夢を見ながら歩を進めるのだ。
  • (2011-04-29 13:15:44)
2011 Lake Baccarac Report 5
11/04/13-22

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 「ぼく、あんまりペンシル使わないんですよねぇ」と昔からよく公言するアチャコ・タマイと同船した際に、彼が健気にペンシルを操る様は、ここではペンシルが「釣れる」、しかも特に「釣れる」タクティクスであることの象徴だった。そのタマイがいつかの午後のとあるアロヨ(支流が奥にあるようなワンド)でペンシルが「大当たりでした」というくらいだから。

 俺とアカシがこれまでに行ったメキシコの4つの湖では例外なく、ペンシルは最強のウェポンのひとつである。スケートあるいはスライドアクション、それからドッグウォーク、それもロングかショートか、クイックかスローか、ポーズは入れるか入れないか、ダイブさせるのかさせないのか、普段から使っていろいろなバリエーションを持っていると、いわゆる「当たり」のアクションを導き出し易いと思う。それが見つかると、あるいは見つけ出す行為そのものが楽しめる。

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 ペンシルならば何でもいいが、使ううち、多くの魚を相手にするうち、好みと言うものが出来上がる。好みだから釣れるのか、もしくは釣れるから好みなのか、そのあたりは鶏と卵みたいなものだけれども。ペンシルに限らないが、それは作る側にとっても同じで、そうやって様々なプラグが出来上がっていく。

 例えばGauchoがそれだ。ここにはメキシコのみならずハワイや西表なんかでの経験も加味されている。地味なプラグではありますが、実際に去年と今年のメキシコでもかなり活躍してくれた。その威力を最も知るのはサッチーだろうか。

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 ペンシルのうちでも、比較的簡単に動かせるということもあり、ザラスプークのようなプラスチックのプラグはほんとうに良く釣れる。仕事柄、自分でザラを使うことはほとんどなく、主に同船した人が使うのを、自分のウッドルアー(今では津波ルアーズにもプラスチックのルアーはありますが)を使いつつ横目で見ると言うことになるから、これが「当たり」出すとまるでかなわないということがあったりして、その威力についてなおさら嫌でも知らされることになる。それも1度や2度ではない。

 最初に行った7年あまり前のエル・サルトでそれを体験(「バモノス」にはそのシーンが写っていたのではなかったか)して以来、プラスチックのペンシルをうちからリリースすることが、俺のひとつの念願だった。一昨年のエル・サルト(これはDVD「Mexico Tour」にその模様が収められております)でMighty Arrowzinho del Plasticoを改造したペンシルをテストしたあたりから現実味を帯び始め、前項でも書いた通り、今回はぎりぎりそのサンプルを持ち込むことが出来た。何とか今シーズン中にはリリースしたいと思っている次第。
  • (2011-04-27 16:47:31)
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