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マングローブジャックの目
11/11/10/Thu.

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 マングローブジャックのあの透き通るような大きな目はいったい何を映すのか。タコの足のようなマングローブの呼吸根の隙間から、タンニン色の水を通して見る世界はいったいどんなだろうか。

 今年もあの魚に彼の地で出会えたことに感謝したい。果たして次はいつ出会えるのか?と思うと、率直にありがたいと思うのだ。

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 ちょっとした嵐のような悪天候をついて、ヨウイチと浦内川の河口へカヌーを出す。下流の岩盤あたりは風がまともにあたって釣り辛かったものの、波風の中でもバイトがあって一尾のジャックをプロトのプラスチック・ペンシルでものにした。とりあえずこの魚を釣ることが出来たなら今日の目標は半分達成したようなものだ。

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 橋のちょっと下の支流へ入るとそこは風裏で、ようやく普通の釣りらしくなる。思いがけずここでは結構な数のチェイスとバイトがあって、プロトのプロップ・ミノーで3尾ほどジャックを釣った。午前中3時間ほどの釣果としては充分だ。

 関空へは嫁に迎えに来てもらって、一緒にそばを食って、エチオピアのサイケデリックなジャズ(?)を聴きながら帰路につく。

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Ethiopiques 4

 時々紹介しているこのエチオピアン・ジャズは、西表の自然のように、人々のように、強烈な、しかし少し懐かしいような個性をもって、俺のような人の心の扉を開けてしまう。そしてそれはやがて癖になる。それはあくまで俺のような人にはと言うことではあるけれど。
  • (2011-11-12 20:14:29)
前線
11/11/09/Wed.

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 前線の通過する直前の海へようやく出てはみたものの、小雨の中、うねりを避けつつでは、満足のいく釣りは出来ずじまいで、昼過ぎには上がったのだった。相変わらずうねっているようで海には出れないのだけれど、夕方にはちょっと晴れ間が見えたのは救いだった。

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 そんなわけで今回はほとんど釣りらしい釣りが出来ないでいる。明日の夕方には帰りの飛行機に乗ってしまう俺なので、明日の午前中はちょっとだけ浦内川へ行こうということになった。さて、釣りの神様は少しは微笑んでくれるのか。

 ま、しかし、西表で一週間過ごせただけでほとんどは満足なのだけれど。
  • (2011-11-12 20:13:32)
11/11/08/Tue.

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 時化る西表も西表である。こういう悪天候はこの時期には普通のこと。俺が来た日とその次の日のご機嫌な西表も西表で、出来ればそうあって欲しかったし、あれはそう期待させたのだけれども、こればっかりはしょうがない。

 そんなわけで今日は釣りを諦めた。この頃の俺の成長(?)は、それを受け入れることが出来るということだ。こういう西表も西表であることを最も知るのはここに住む人たちで、それを受け入れることがここに暮らすということで、それに近い心持ちになれることは、少しはこの場所と親密になれたのかなあと思うのだ。ただ、釣りに行けないということが残念であることにはまるで変わりはないのだけれど。

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 夕べはヒロシとその友だちが採って来たガサミを予定通り、ヒロシ一家、その友だち、Good Dive夫婦、One Ocean一家と食す。

 子どもが4人もいたりして賑やかだったこともあるし、それぞれが持参してくれた料理を含めて、これはやっぱり旨かった。ガサミは数年前にヨウイチと大騒ぎして川でつかまえて、持って帰って食ったあの時のインパクトにはかなわないとは言うものの、それでもやっぱり贅沢極まりない。

 そう言えば大便が出ない。俺の場合は旅に出ると良くあることではある。神経質であるのかどうかはこの際ほっておいて、これにはいつもいつも困らされる。普段は毎日あんなに出るのに比べて、この5日で出た量と言ったらそれはもう不思議と言っていいほどの量だ。いったいどういうことになっているのでしょうか、俺の腸は。
  • (2011-11-12 20:12:50)
ガサミ
11/11/07/Mon.

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 夕べは隣のGood Diveとたこ焼きパーティー。ひとしきり盛り上がって、さてもう寝ようかというところに、俺が来たのでガサミを採りに行くと言っていたヒロシがやけにさっそうとやって来た。

 興奮気味のやつの手には大きな袋がいくつか。中味は数杯の立派なガサミ。いつも島の旨いものを持って来てくれるヒロシなのであるけれど、今回ばかりはさすがに「凄い」と思った俺である。

 ガサミは身が詰まっていると、調味料がいらないくらいに濃厚な味で、ヤシガニ以上に旨い。これを今夜はみんなでいただくのだ。

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 昼間はヨウイチと、それからこの日がカヌーデヴューのその一人息子のイチと一緒に川で釣り。キャスト出来るのか?とか、すぐ飽きるんじゃないの?とかの心配をよそに、時おり雨の降る悪天候の中、遂に朝から夕方まで根性を発揮した5歳のイチだった。

 しかも、何匹かは自分の力で釣ったのだから、これまた立派。さすがに蛙の子は蛙なのである。

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 今日のクイラ川はあんまり反応が良くなかったので、明日は天候をみて、隣のナカラ川に入ってみる予定。ただ、懸案の天候は今日に続いてどうやら悪くなる方向で、さてどうなることか。
  • (2011-11-12 20:12:01)
Ocean View
11/11/06/Sun.

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 永井家からのオーシャンヴューを独り占めしつつブログを書いている。さらには「Monk's Music」を聴きながら。

 永井家の住人はただ今留守なのである。ヨウイチはお客さん(件の親子GTアングラー)と海へ、奥さんのノブと息子のイチはピアノのレッスンへ。イチは可愛い盛りではあるけれど、やつの相手は釣りに行くより数段骨が折れるから、束の間の静寂である、というとやつには怒られるかもしれない。

 西表では俺は「あんちゃん」と呼ばれることが多い。イチは「かえってきたら、またやるからな、あんちゃん!」と捨て台詞を残しピアノのレッスンに行ってしまった。4~5時間ほどレッスンしていてくれると、風邪っぴきの俺には助かるのだけれども、そうもいかないようだ。

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Monk's Music

 それにしてもこのひとりの時間は思わぬプレゼントだ。そう思いつつiTunesのプレイボタンを押すと、鳴り出したのはこの「Monk's Music」。あらためてメンツを調べて「おお!」とあらためて感心し、さらには聴いて感心する。

 このオーシャンヴューとはミスマッチか?と思ったものの、どうやらそうでもなくて気分がだんだん良くなって来た。どちらも美しいには違いない。モンクの音楽は一見奇天烈かもしれないが、普段見慣れないこのヴューだから美しいと感じるのと同じで、他にはないから厳然として美しいのである。

 早く風邪が良くなってくれればいいのに。
  • (2011-11-12 20:11:17)
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