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Ikeda
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 凛とした冬の空気が肌に痛い。灰色の空を見ていると、底のない沼の水面を覗いているような気分になる。今日は時雨れた一日だった。

 池田という街は三方を山に囲まれた半ば盆地のような場所で、比較的暖かな四国にあっては最も寒い地方ではないかと思う。海沿いの街に比べて3〜5℃気温が低いのは珍しいことではない。小さい頃は年に何度か30cmくらいの積雪があった。

 四国の真ん中あたりにあって、ちょうど鉄道の要所となっているため、周りと比べると発展してはいるものの、田舎は田舎で、観光の目玉となるものも特にはない。それに名物と言えるものにもなかなか乏しい。例えば大自然を売り物にするにはとても中途半端である。少し前は高校野球が有名と言えば有名だった。阿波踊りも夏にはあるけれど、徳島市内よりはるかに規模は小さい。

 噂や中傷はすぐに駆け巡るけれど、人は割とのんびりとしていて純朴だ。気持ちを大きく虚勢を張るような男気は気質と言えば気質かもしれない。

 そういう、おそらくはよくある田舎街で俺は育った。悪くないところである。そういう場所から18歳まで世界を眺めていた。釣りを覚えたのは吉野川の支流の小さな川で、リーバイスを初めて買ったのも街の小さなジーパン屋で、「レイラ」を初めて聴いたのも街の小さなレコード屋だった。ジョン・レノンが死んだのは街の高台にある高校に通っていた頃である。

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 世界の大きさなんて想像もつかなかった。ここで生まれて育って、どこかへ出て行くなんていうことは考えもしなかった。どういうわけで今の俺はいるんだろうな、と思う。

 写真の彼は俺の甥っ子だ。愛知に住む弟の一人息子。俺には子どもがいないので、やつが昔で言うところの元木家ただ一人の世継ぎ候補なのである。言うなれば一家の至宝。やつはいったいどんな大人になるんだろう。
  • (2009-01-03 00:22:46)
Lure
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 疑似餌というアイデアを最初に形にしたのが誰なのか知らないし、どちらでもいいのだけれど、誰しもが空想するこの試みを遂に実行して、そして魚を釣ってしまった人たちはさぞかしエキサイトしたことだろう。してやったりのこの興奮度は想像に難くない。いや想像以上か。

 だってだって、既に形になったルアーというものを使って釣った最初の頃のあの興奮にしたところで、それはそれは素晴らしいものだった。ヤクザに蹴られてちょっぴりしょんべんをチビッたことがあるが、脳内麻薬はそれ以上に噴出していたのではないかと思う。

 クラプトンの(正確にはデレク&ドミノスの)「レイラ」を聴いて全身鳥肌的感動を覚えたのが音楽的原体験であるならば、魚が釣れるなんて信じ難い、何だか怪しげな数々のルアーに触れたことがルアーを作ることの原体験であるのだと思う。俺が音楽に求めるのは「レイラ」のあの刺激で、ルアーに求めるのは「何じゃこりゃ?」という驚きである。

 であるからして、ルアーというのは一見して「釣れる!」と思わせるものであってはならない。経験のある手練が「これは釣れる」としたり顔をするならいざ知らず、初心者や、あるいはそういう手練であっても「まさか」と思わせるルアーが良いルアーということになっている。「こんなもので?」という疑りの視線を向ける人々を目の前に、釣って見せてやることこそがルアー・フィッシングの醍醐味なのだ。

 トップウォーターの世界というのはルアーフィッシングの中にあっても、よりそのへんが鮮明なジャンルということが出来る。そもそもその方法自体が人を食っている。魚が水面のルアーを食うなんて、そんなこと、めったにあるわけない。しかもその水面に浮いているのは餌とは似ても似つかない物体なのだ。ああ、それってなんておもしろいことなんだ。だから俺は傾倒するのかもしれないな、とも思う。
  • (2009-01-01 23:35:31)
A Happy New Year !
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あけましておめでとうございます。
  • (2009-01-01 00:18:46)
New Year's Eve
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 「東京砂漠」はなかなかいい曲だと思うな。エンヤの「ありふれた奇跡」とは良い言葉だ。出会いも別れも、自然も人工も、何もかもが奇跡の産物だと思う。Speedはいいな〜、ボーカルの娘の「愛してる」の手話におじさんは涙が流れそうになった。「カリフォルニアコネクション」?!懐かしい・・・と言うわけで、相当退屈な晩である。これがもっとも正しく平和な日本人の大晦日なのかもしれない。だからと言って、刺激的な大晦日がどこかに転がっているのかと言うとそんなことはないと思うけど。

 毎年毎年、望むと望まざるとに関わらず刺激的な一年を過ごさせていただいている俺ではありますが、厄年も大殺界も終わってしまう来年はそういう肥料が活かせる年であって欲しいもんだ。刺激的もありがたいけれど、とにかく少しは心が平穏であって欲しい。そして俺は俺なりの誠実さで新しいもの作りをして、そして旅をして、そして成長しようと思うのです。

 年賀状は書いていないけれど、お世話になった皆様、心から感謝しております。来年もどうかよろしく!良い年にしましょう。
  • (2008-12-31 22:09:20)
Midlife Crisis
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 ここに来て、風邪をひいてしまったようだ。まあいい。休みだし。田舎へ帰るのはひとりでドライブなので骨は折れるが、帰ってしまえば何もしないで済む。20代の頃から大晦日は必ずライブだったり、そうでなくともなんかしら行事があったもんだけど、ここ数年は静かなもんである。輪をかけて今年はどうもひっそりとした年末になりそうだ。

 本日の大掃除のバックにこのアルバム「Donny Hathaway Live」が流れた。天才は概して早死にである。この人も死んだのは34歳なのだそうだ。早熟極まりない。それほど若くにしてこれだけの説得力を持っていたのは驚きだと思う。

 このあいだのライブのMCでも話したけれど、俺はどんどんこういった先駆者の年代を追い越して行くということに、あらためて気がついた。ジミヘンもオーティスもレイボーンもジム・モリソンもジャニスも・・・気づけばジョン・レノンまで。彼らの若い頃の、いわば俺なんかからするとくそガキの音楽に、45歳の俺は未だに感銘を受け続けるのである。別にだからどうだと言う大した結論には至らないけれど、不思議と言えば不思議だ。

 大器晩成だと信じて止まない俺ももはや立派な中年であります。もちろん俺はまだまだ何かを成し遂げるのだと思ってはいて、その根拠のない信念をまげるつもりは毛頭ない。でもまあ、それは別にして、そういうことに気づいた今、ここらでもうちょっと素直にもなろうと思う。今どきの若いやつら・・・的説教頑固オヤジもいいけれど、認めることも必要だという気がした。

 既に俺は相当に頑固オヤジ的兆候が随所にある。大人げなく悔しいと思ったり、他人の忠告を受け入れなかったり、負けず嫌いの俺はいたずらに否定や拒否が過ぎてしまうところが無きにしもあらず。少し気をつけようと思っているのです。
  • (2008-12-30 02:57:24)
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